ガスの働きを全て電気でまかない、光熱費がお得になりやすいことから今大人気のオール電化住宅。戸建てに限らず最近では賃貸・マンションでも導入されています。
そこで当記事では、一人暮らしでオール賃貸に住む場合の平均光熱費や節約方法を全て公開します。
正しい節約方法や、電気の使用時間などを知らないと後々損してしまうため要チェックです。
- 検討している物件がオール電化だから迷っている
- 既にオール電化賃貸に住んでいるから節約方法が知りたい
- ガスとオール電化の料金比較が見たい
- 注意点や気をつけることが知りたい
上記のようなお悩みのある方は必見です!
Contents
オール電化賃貸の一人暮らしで発生する平均光熱費

オール電化賃貸で発生する公共料金の内訳は電気代・水道代のみです。
一人暮らしの平均光熱費は10,000円〜12,000円前後と言われています。
電気・ガスの支払いが一本化されるため、一見手軽で安く感じますが生活環境などによって大幅に変動するのがオール電化物件の特徴でもあります。
続いて一人暮らしの
- オール電化賃貸に住む光熱費の内訳・詳細
- オール電化と都市ガス・プロパンガスの比較
について解説していきます。
オール電化賃貸の平均光熱費
一人暮らし | 電気代(ガス代含む) | 水道代 | 合計 |
平均光熱費内訳 | 10,700円 | 1,467円 | 12,167円 |
オール電化賃貸は、お部屋に設置されている電気温水器によっても価格の変動があります。
エコキュートを使用している物件であれば、現在住んでいるガス併用住宅より大幅に節約できる可能性も多いので事前に不動産屋にお伺いしてみましょう。
弊社でも(karilun)では安価な家賃で一人暮らし向けのオール電化賃貸物件をたくさんご用意しています。
ガス併用・オール電化の料金比較
次にガス併用賃貸で一人暮らしをした場合の料金比較です。
1ヶ月 | 電気代 | ガス代 | 水道代 | 合計 |
オール電化 | 10,700円 | 0円 | 1,467円 | 12,167円 |
プロパンガス | 5,392円 | 4,610円 | 1,467円 | 11.469円 |
都市ガス | 5,392円 | 2,000円 | 1,467円 | 8,859円 |
平均的にガスと比較してもオール電化賃貸の光熱費は高くなる傾向があります。しかし季節や生活リズムによってはオール電化のほうが格段に安くなります。
- 日中は在宅していないことが多い
- 暖かい地域に住んでいる
- 大学生の一人暮らし
オール電化は、時間帯によって電気代が変動します。
夜間〜早朝は一気に電気代が下がるため、日中在宅していない人・学校やバイトで忙しい大学生はオール電化賃貸に住むほうが光熱費を抑えられます。
オール電化の安さの仕組みや、詳しい料金形態については下記記事を参考にしてください。

オール電化賃貸は生活リズムで料金が変動

冒頭でもお話ししたように、オール電化は「生活環境」で大幅に電気代が変動します。
- 夜間〜朝方は電気代が安い
- 省エネモードを使うほど安くなる
- お湯を高頻度で使うと高くなる
など、自身の生活環境によって電気代が予想外に高くなってしまったり安くなる場合もあります。
詳しくは下記にて解説します。
夜間〜朝方は電気代が安い
電力会社によって、様々なプランが用意されていますが共通点は夜間〜朝方は料金が安くなるところです。
- 【九州電力】22時〜6時まで半額
- 【中部電力】23時〜9時まで半額以下
- 【沖縄電力】23時〜7時まで半額以下
- 【東京電力】23時〜7時まで半額以下
そのため、平日在宅勤務の方やお子さんがいるご家庭はガス併用賃貸のほうが安く光熱費を抑えることができます。
反対に上記のサイクルで生活している一人暮らしの方であれば、ガス併用賃貸よりも安く住める仕組みになります。
省エネモードを使うほど安くなる
オール電化賃貸は、ガスの役割も全て電気でまかないます。
そのため、自宅にある家電に「省エネモード」が搭載されていれば一気に電気代を安くできるメリットがあります。
さらに料金が安くなる深夜に省エネモードにしながら、電気を使えばガス併用賃貸よりも一気に光熱費を抑えることができます。
- 冷蔵庫
- テレビ
- 間接照明
- トイレ
- エアコン
- パソコン
ガス併用賃貸では時間帯で電気が安くなるプランは少ないため、省エネを使用しても大幅にに変動はありません。しかし、オール電化の夜間プランと省エネモードを上手く利用するだけで節電効果もアップします。
お湯を使いすぎると高くなる
一人暮らしの場合高頻度にお湯を使うことは滅多にありませんが、冬などはお湯の使用が増えてしまうため注意が必要になります。
また、オール電化のお湯は毎日電気温水器で沸かしタンクに貯める仕組みとなります。それに伴いお湯を使いすぎると「湯切れ」してしまい再度お湯を沸かす必要があります。
- 電気代の高い昼にお湯を沸かすことになる
- すぐにお湯が使えなくなってしまう
電気温水器は電気代の安い夜間にお湯を沸かしますが、昼間に沸かすことで電気代がかさんでしまう仕組みです。
一人暮らしの場合、湯切れの心配はほとんど不要ですがガスと比較すると使用頻度に注意が必要になってしまいます。また、お風呂が好きな方や食器洗いは必ずお湯を使う人は人数問わず気をつけるポイントです。
実際にオール電化賃貸に住んでいる人の光熱費
今後、住む予定でいる・引っ越そうか悩んでいる方は是非自身の生活サイクルと照らし合わせてみてください。
- 20代女性 電気代 5,000円
- 30代男性 電気代 6,000円
- 30代男性 電気代 4,000円
- 30代男性 電気代 15,000円
- 30代女性 電気代 12,000円
順番に生活環境とあわせて解説します!
20代女性 電気代5,000円の場合
- 一人暮らし
- 20代女性
- 在宅時間は夜のみ
- 21時〜0時の間に就寝
- 大学生
この場合、電気代の安い時間に在宅していることと活動時間が短いことから大幅に電気代を抑えることが実現しています。
ガス代含む金額が5,000円であれば水道代含めても光熱費は6,000〜7,000円前後となるため、オール電化賃貸に合った生活環境であることがわかります。
30代男性 電気代6,000円の場合
- 一人暮らし
- 30代男性
- 1K
- 毎日入浴
- 会社員
- 20時以降在宅
毎日入浴していることから、一見電気代が跳ね上がるように見えます。しかし6,000円前後と安く抑えることができています。
この場合は帰宅時間が遅いことと、間取りが1Kであるため電気代が大幅に削減できてる例となります。
30代男性 電気代4,000円の場合
- 一人暮らし
- 30代男性
- 1K
- 会社員
- 20時以降在宅
- 料理は全くしない
こちらの男性は、帰宅時間が遅いことと入浴はシャワーのみであるため非常にオール電化賃貸に向いている生活をしている例となります。
30代男性 電気代12,000円の場合
- 一人暮らし
- 30代男性
- 1DK
- 在宅勤務
- エアコンはあまり使わない
この場合、電気代が高くなる1番の原因は在宅勤務であることです。オール電化はどうしても昼間の料金が跳ね上がってしまうため、日中常に在宅しているとエアコンを使わなくても損をしてしまいます。
30代男性 電気代15,000円の場合
- 一人暮らし
- 30代男性
- 1DK
- 18時以降在宅
- 北海道住まい
- 暖房器具を頻繁に使用
こちらの場合は、日中は外出していますが北海道住まいであることから、暖房器具を頻繁に使用しているため電気代が高額になっています。
基本的に寒い地域に住んでいる方の光熱費は、他県と比較してガス併用賃貸であっても高くなりますが、暖房器具のほとんどは電気を使うためオール電化はやや不向きであることがわかります。
オール電化賃貸に住んでみた感想
Twitterで実際に一人暮らしで住んでいる人の感想もまとめました!
- 想像以上に安かった
うちオール電化なんだけど一人暮らしってこんなに電気代安いもんなの? pic.twitter.com/wFKFV7BrZn
— ほた (@hota_diary) April 29, 2018
- 照明類をLED化すると節電された
一人暮らしで照明類ほぼLED化してるから電気代結構安い
先月も先々月も3000円いかないくらい
その代わり灯油ストーブで暖を取ってるから灯油代が2000円くらい、給湯用LPガスが4000円くらい
オール電化の前住居は8000円から1万の間くらいだったからあんまり大差ないな— 2BK@せい (@acumanoseigi) March 29, 2022
- エアコンに電気代が偏る
オール電化一人暮らしの料金!! pic.twitter.com/RONHB0k0P7
— にしがき/スタートアップマーケ (@gakiwow) September 9, 2020
- 24時間フルでエアコンを付けると高い
冬だしお湯は使うけど、電気代高いな。
オール電化一人暮らしで14000円。
と調べたら、平均11222円だって。
それなら妥当か〜。
※犬さん猫さんのために暖房24時間だから
— 賢太郎さんの妻さんになりたいひと (@tukiyoridanngo) February 14, 2022
オール電化賃貸で節約する方法・注意点

オール電化賃貸で節約する方法はたくさんあります。
しかし、ガス併用賃貸と住むよりかなり生活を意識しなければなりません。また、電気代削減にあたり注意点がいくつかあるので要チェックです。
主な節約方法
- 暖房器具はエアコンを使う
- こたつも節電になる
- 日中仕事に行ける環境を作る
- 省エネモードが搭載されている家電を揃える
- 料理は効率の良い圧力鍋を使う
- お湯を使いすぎない
- 冬はなるべく厚着するように心掛ける
- アイロン・充電はなるべく夜に使う
オール電化賃貸の注意点
節電方法について紹介しましたが、注意点を意識しないと今までより電気代が発生してしまう可能性がオール電化にはあります。
特に、これから住む予定の方は下記を調べてからの契約を推奨しています。
- 温水器はエコキュートであるか確認
- 蓄熱暖房器は電気代が高額になるので注意
ガスを電気でまかなう仕組みとして必ずオール電化賃貸には「温水器」が設置されています。温水器がエコキュート以外であると仕組み上、電気代が2倍に膨れ上がる可能性があるため、必ず契約前に確認が必要です。
温水器の仕組みや料金の詳細は、下記記事にまとめているので契約前にチェックしましょう!


しかし、レンガを熱するための電気のエネルギーをたくさん消費してしまうため電気代がそ高額になってしまいます。
使用頻度が高いと、電気代が15000円〜20000円に跳ね上がってしまいます。家族と同居している方にはコストも良いためおすすめですが、一人暮らしの場合は痛い出費となります。
そのため、蓄熱暖房器は極寒の日以外はなるべく使用を控えエアコン器具のみで過ごすことを推奨しています。
一人暮らしでオール電化賃貸がおすすめな人

一人暮らしでオール電化賃貸がおすすめな人・向いている人は下記になります。
- 大学生の一人暮らし
- 料理が特別好きではない
- シャワー派である
- 日中は在宅していない
- 暖かい地域に住んでいる
- 現在プロパンガス賃貸に住んでいる
反対に下記に当てはまる方は、ガス併用賃貸がおすすめになります!
- 友人が頻繁に遊びにくる
- 料理が好き
- 毎日ゆっくり入浴したい
- 在宅勤務である
- 元々ガス代が高くない
まとめ

最後に当記事の重要ポイントをまとめました。
- 一人暮らしの電気代全国平均は10,000円前後
- 日中外出ばかりだと電気代は5,000円前後に抑えられる
- 更に1Kだと4,000円と安くできる
- お風呂が好きな人はオール電化は向いていない
- 日中在宅していると一人暮らしでも電気代が高額に
- 寒い地域に住んでいる人はガス併用賃貸がおすすめ
- 大学生の一人暮らしであればオール電化賃貸が最適
是非自身の生活スタイルを照らし合わせ、検討してみてください!
また、弊社(karilun)では安価な家賃で一人暮らし向けのオール電化賃貸物件をたくさんご用意しています。
弊社運営の賃貸物件検索サイトです。
お手頃なアパートからきれいなタワーマンションまで多数掲載中!
360度パノラマの設置、現役営業マンによる物件のおすすめポイントの解説などがあるので、自宅でもお部屋の情報がたくさん手に入りますよ。
また、karilunでは迷惑なおとり広告ゼロ宣言をしています、それだけ社員一同おとり広告を撲滅していきたいと思っているのでサイトもその想いで運営しています。
大阪、兵庫のお部屋探しに活用してください。