賃貸を契約するにあたり、毎月の公共料金を左右するオール電化・都市ガス。実際どちらが安くて内容に違いがあるのか気になりますよね。
そこで今回は、2人暮らし・家族で賃貸に住んでいる方が今後の公共料金を下げれるようにサービスの違いを徹底比較していきます!
また、一人暮らしで同様のお悩みを抱えている人は下記記事をご覧くださいね。

Contents
オール電化・都市ガス料金平均比較表 【賃貸】

最初に気になるオール電化と都市ガス平均光熱費を調査しました。
※水道代は変わらないため省いています。
賃貸の場合 | 2人暮らし | 3人暮らし | 4人暮らし |
オール電化 | ガス代;0円 電気代;12,904円 合計;12,904円 |
ガス代;0円 電気代;13,010円 合計;13,010円 |
ガス代;0円 電気代;14,554円 合計;14,554円 |
都市ガス | ガス代;4,354円 電気代;9,515円 合計;13,869円 |
ガス代;4,934円 電気代;10,014円 合計;14,948円 |
ガス代;5,524円 電気代;11,560円 合計;17,084円 |
オール電化が安くなる詳しい理由は下記記事でも解説しています。

また、プロパンガスの場合は上記の比較表より更に2割ほどの光熱費が発生していました。
都市ガスと比較してもプロパンガスはどうしてもガス代が高くなるため、お早めにオール電化または都市ガスの賃貸への引っ越しを検討されることをおすすめします。
弊社(karilun)では安価な家賃のオール電化賃貸物件をたくさんご用意しています。
オール電化・都市ガスのエネルギーコストを比較

次に、オール電化と都市ガスの1kWhあたりのエネルギーコストを調査しました。
オール電化の場合時間帯により、電気代が細かく変動されるため契約する前に必ず確認しましょう。
オール電化のエネルギーコスト
電力会社によって多少差異はありますが、オール電化のエネルギーコストは以下になります。
1kWh | 朝7時〜10時 | 10時〜17時 | 17時〜23時 | 23時〜朝7時 |
平日 | 22.89円 | 26.33円 | 22.89円 | 15.20円 |
土日祝 | 22.89円 | 22.89円 | 22.89円 | 15.20円 |
参照;関西電力
上記は関西電力の例となります。時間帯によって1kWh(1時間)使用した際の電気代が大幅に違うことがわかります。
祝日は在宅していても早朝料金と変わらないのが魅力的です。深夜帯も非常に安い価格設定となっております。
基本的にオール電化は上記のように時間帯で節電の調節が可能となります。これが都市ガスよりも安く光熱費を維持できる理由の1つです。
都市ガスのエネルギーコスト
続いて、都市ガスのエネルギーコストは以下です。下記は全国平均コストの表となります。
1kWh | 昼間 | 夜間 |
都市ガス | 15.23円 | 15.23円 |
電気 | 35.32円 | 17.38円 |
合計した場合 | 50.55円 | 32.61円 |
オール電化の場合は、平均料金・時間帯サービス含め安い価格設定をしていますがガス併用となる場合は基本的に昼間・夜間のみの価格設定です。
また、都市ガスではなくプロパンガスでも条件は一緒となるため電気代は高めの設定となり、プロパンガスは都市ガスよりも高いため合計した額はさらに上回ります。
エネルギーコストの比較
オール電化と都市ガスのエネルギーコストの比較は以下です。
1kWh | 朝7時〜10時 | 10時〜17時 | 17時〜23時 | 23時〜朝7時 |
オール電化 平日 |
22.89円 | 26.33円 | 22.89円 | 15.20円 |
オール電化 祝日 |
22.89円 | 22.89円 | 22.89円 | 15.20円 |
都市ガス ガス代 |
15.23円 | 15.23円 | 15.23円 | 15.23円 |
都市ガス 電気代 |
35.32円 | 35.32円 | 35.32円 | 17.38円 |
都市ガス 合計額 |
50.55円 | 50.55円 | 50.55円 | 32.61円 |
比較してみると、オール電化のエネルギーコストは都市ガスよりも低いことが確認できました。
ここで、これまでのエネルギーコストについてのポイントをまとめます。
- オール電化は細かい時間で価格設定されている
- ガス代は安いけど電気代が高くなる傾向がある
- ガス併用の場合電気代は日中問わず高め
- プロパンガスはもっと上回る可能性がある
オール電化は安いが注意しないと割高に

前の章で、都市ガスよりオール電化が安いことがわかりましたが注意しないと想像を超える光熱費が発生してしまいます。
料金表だけ見ると、オール電化は格安ですが莫大な電気代を支払うことにならないために下記項目についてきちんと確認しておきましょう。

- 日中在宅の場合は電気代が割高に
- ガスの役割が電気であることを忘れない
理由について解説します。
日中在宅の場合は電気代が割高に
オール電化は、日中の場合都市ガスよりも安い価格ではあるものの夜間に比べて割高になります。
そのため日中在宅時間が多い場合、電気代が異常に跳ね上がってしまいます。
- リモートワークである
- お子さんがまだ小さい
- 常に日中家族がいる
上記のような環境である場合は、都市ガスよりも光熱費が発生してしまう可能性も。
平均値は都市ガスが安くなっていますが、オール電化はガスの働きも電気で作られているため日中常に在宅しているとガス使用分の電気代も合わせて発生します。
このため「電気代が想像を遥かに超えるくらい高くなってしまった・・」という事例もあるので、日中常に在宅しているご家庭は都市ガスのほうが安く済む場合があります。
ガスの役割が電気であることを忘れない
前述との内容とやや似ていますが、オール電化はガスの働きも電気でまかなう仕組みになります。
一見料金が安いからといってあれこれ使い放題にしてしまうと、本来の都市ガス平均値より上回ってしまうこともあります。
さらに、冬場はエアコン・床暖房などガス以外にも電気の消費量が格段に上がります。
オール電化は夕方〜夜間はかなり価格を抑えられているので、なるべく電気代が安い時間に家事を行うなど工夫をしながら生活するように心がけることが大切です。
オール電化と都市ガスのメリット・デメリットまとめ

次にオール電化と都市ガスのメリット・デメリットについて比較します。
- オール電化・都市ガスのメリット
- オール電化・都市ガスのデメリット
- メリット・デメリットのまとめ
の順番に解説していきます。
オール電化・都市ガスのメリット
オール電化→都市ガスの順に紹介します。
- 日中在宅していないと光熱費が格安に
- ガス・電気代まとめて支払える
- キッチン周りの掃除が楽になる
- 火事の心配が減る
- 夜間料金がとにかく安い
- ガス代自体は安い
- 火力が高いので料理が楽しめる
- 外に機械などの設置がない
- シャワーの水圧が高い
- 天然ガスだから環境に良い
オール電化・都市ガスのデメリット
続いてデメリットになります。
- 常に日中在宅していると電気代が割高に
- 時間帯を気にしながら家事をすることに
- 停電したらガス・電気どちらも使えなくなる
- 希望している地域に設置されているとは限らない
- 災害時の復旧に時間がかかる
- ガスの臭いが部屋に充満しやすい
メリット・デメリットのまとめ
作りが全く違うことから、メリットデメリットに違いがあるのでわかりやすいようにまとめました。
メリット | デメリット | |
オール電化 | ・在宅と光熱費が格安に ・ガス電気代一括で支払い ・キッチン掃除が楽になる ・火事の心配が減る ・夜間料金がとにかく安い |
・在宅時間が多いほど割高に ・家事の時間帯を考える必要 ・停電したら水道しか使えない |
都市ガス | ・ガス代自体は安い ・料理が楽しめる ・外に機械などの設置がない ・シャワーの水圧が高い ・天然ガスだから環境に良い |
・希望する地域にない場合も ・災害時の復旧に時間がかかる ・ガスの臭いが充満しやすい |
どちらも魅力的なメリットが多いですが、デメリットもあります。
例えるとオール電化は安いですが、災害時のことを考えた時はどうしても不便です。悩んでしまった時は是非上記の表を見てご家族と相談してみてくださいね。
まとめ

最後に当記事の重要ポイントをまとめました。
- 全国の平均値で比較するとオール電化が安い
- 1時間の料金も都市ガスよりオール電化が安い
- 都市ガスの場合電気代の時間価格は昼間・夜間のみ
- オール電化は電気代が安くなるプランが豊富
- 災害時に不便なのはオール電化
- プロパンガスより都市ガスのほうが安い
- 都市ガスは環境に優しい
是非自身の生活スタイルを照らし合わせ、検討してみてください!
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