大切な家族である猫と一緒に暮らせるお部屋を見つけるには、「ペット可」にチェックを入れて探す方がほとんどではないでしょうか。
「ペット可」の賃貸物件がたくさん検索されると、どんなお部屋を選ぼうか期待に胸が膨らみますよね。
しかし残念ながら、この「ペット可」で出てきた物件なら何でも飼えるというわけではありません。
この記事では、猫と一緒に暮らす物件を見つけるためのポイントをご紹介します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
- 猫と一緒に住めるお部屋が少ない理由
- 猫と一緒に住めるお部屋を探すコツ
- トラブルを減らすための対策
Contents
「ペット可=猫が飼える」ではない3つの理由

ポータルサイトなどでは「犬・猫」や「大型・中型・小型」などの区分けがありません。
なので、犬だけ可能な物件でも犬猫両方いける物件でも「ペット可」にチェックをいれるしかないんです。
猫特有のニオイ
トイレをきちんと覚えさせても、部屋に猫特有のニオイがこもりやすいことが気がかりなポイントです。
そのニオイが部屋に染み付くことを大家さんが恐れているため、猫が断られる理由に。
オス猫の習性のマーキング行動である「スプレー行為」が起きると、強いニオイが長期間、室内に残ります。
爪とぎによる部屋の傷み

爪とぎは猫本来の習性なので、完全に止めさせることはできません。
また猫が室内を走り回る際に、伸びた爪で床に傷がつくこともあるでしょう。
隣人とのトラブル
猫は静かな動物のイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし発情期になると大きな声で鳴くので、近隣に響きます。
猫がベランダから隣人のところに侵入して、物を傷つけたりおしっこをしたりなどをする恐れも。
隣人とトラブルを起こすような人は、大家さんから見ても好ましいとは思えませんよね。
こっそり猫を飼うのは契約違反

猫を飼う場合は、事前に不動産会社への確認が必要です。
こっそり飼うと、「いつかバレるのではないか」と常にヒヤヒヤしながら暮らすことに。
怯えた暮らしを送るぐらいなら、最初から猫が飼えるお部屋を選びましょう。
猫をこっそり飼ってもバレてしまう理由やバレるとどうなるのかについては、下記の記事で詳しくご紹介しています。
近日中に公開予定です
猫と暮らせるお部屋選びの5つのチェックポイント

ペット可の賃貸物件の中から、猫と暮らすのにピッタリのお部屋を選ぶにはコツがあります。
5つのチェックポイントでお部屋を見てみましょう。
玄関
玄関ドアを開けた瞬間、その隙きを狙って猫が外に飛び出してしまうかもしれません。
玄関前に1枚、扉があると飛び出し防止に。
脱走防止柵を取り付ける場合は、廊下の幅や天井までの高さなどをチェックして、ちょうどよい大きさのものを選んでください。
キッチン

キッチンは刃物があったり火を使ったりする場所なので、危険がたくさんあります。
備え付けコンロのある賃貸物件は、コンロの機能がチェックポイント。
コンロを後付けで設置する場合は、ロック機能付きのタイプを選んでくださいね。
キッチンに侵入防止柵が取り付けられるか、幅を忘れずに確認しましょう。
浴室
浴室の換気として、窓を開ける方もいますよね。
網戸があり、しかも固定式のタイプの方が猫の落下防止ができます。
窓の下は固定され上側が開くタイプの「内倒し窓」は、外の様子が気になった猫が飛び乗る可能性も。
誤って、下に転落してしまうかもしれません。
床や壁の材質
柔らかい素材でできていると猫の爪で傷がつきやすく、退去時の費用が高額になってしまいます。
壁や柱で爪とぎをされないような対策も必要ですが、物件選びの時点で傷がつきやすい材質でできたお部屋を避けるのが最善策でしょう。
低階層
脱走対策をしていても、ふとした瞬間に窓やベランダから逃げ出してしまうかもしれません。
高階層のお部屋から誤って転落すると大怪我に。
大切な猫の命を守るために、低い階層のお部屋を選ぶのが良いでしょう。
猫を危険な目に合わせないための対策は、どの階に住んでも取るようにしましょう。
猫と暮らせるお部屋を探す3つのコツ

ペット可の賃貸物件の中から猫と暮らすのに最適なお部屋選びのポイントは、さきほどご紹介しました。
「ペット可のお部屋そのものを探すコツを知りたい!」という方も多いのではないでしょうか。
条件を見直す
条件をたくさん付けていると、ペット可のお部屋が見つかりにくいことも。
家賃の上限や駅からの距離などの条件を緩めると、ペット可のお部屋が見つかる可能性が高まります。
自分の中で条件の優先順位を付けてから探してみてくださいね。
不動産会社に飼いたいペットの種類と頭数を伝える

ペット可でも、飼えるペットの種類や頭数に制限付きの物件があります。
不動産会社に伝える理由は、飼えるペットの詳しい条件を知るためです。
物件探しの時点で伝えておくことで、猫も飼える「ペット可」のお部屋が見つかりやすくなります。
周辺環境もチェックする
猫のケガや病気に備えて、動物病院がお部屋の近くにあると安心です。
「ペット可」であるかどうかのみを見てしまいがちですが、周辺もよく確認をして、入居した後の暮らしをイメージしてみてください。
トラブルを減らすための対策5選

最後に、猫と一緒に暮らせるお部屋でトラブルを減らすための対策をご紹介します。
トイレの場所を決める
トイレの場所を覚えてもらうために、決めたら変えないようにしてください。
猫のおしっこはニオイやすいので、トイレのこまめな掃除も大切です。
近隣に猫のニオイが漂ってしまい、隣人とのトラブルに発展するかもしれません。
爪とぎアイテムを使う

爪とぎアイテムを使って、猫が思う存分、爪をとげるように環境を整えます。
猫が壁や柱に爪を立てそうになったら、爪とぎアイテムまで誘導してみましょう。
カーペットや保護シートで床や壁を守る
床にカーペットを敷いたり、壁に保護シートを貼ったりして傷からお部屋を守りましょう。
猫が爪を立てやすい壁に、スプレーをする方法もあります。
爪とぎ防止については下記の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

一人遊びできる環境を整える
壁や柱の爪とぎ以外の楽しみを猫に用意しましょう。
適度な運動でストレス解消できると、無駄鳴きやいたずらの防止につながります。
転落防止柵をつける
猫がベランダや窓から落ちてケガをしないよう、転落防止柵を付けましょう。
近日中に公開予定です
人も猫も快適に暮らせるお部屋で、楽しい生活を送ろう

今回は、猫と一緒に暮らす賃貸物件を見つけるためのポイントをご紹介しました。
猫が安心して暮らせるお部屋のポイントをまとめました。
- 玄関の前に扉
- ロック機能付きのコンロ
- 換気機能がある浴室
- 傷が付きにくい材質の壁や床
- 低階層のお部屋
このポイントにプラスして、猫用のトイレをこまめに掃除したりカーペットを敷いて床に傷が付きにくいようにしたりなどの対策をするのがおすすめです。
人も猫も快適に暮らせるお部屋を探しましょう。
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